
EPAやDHAといった健康にいいと言われている成分をよく耳にしますよね。
最近ではEPAとDHAが一緒になっているサプリメントも販売されています。
そもそもEPAとDHAはどういうものなのでしょう?
EPAとDHAにはダイエット効果があると期待されていますが、その根拠は?
など、EPAとDHAの効果やEPAとDHAを摂取した方がいい人についてお話していきます。
目次
EPA、DHAを摂取したほうがいい人
お肉を食べることが多い人
1週間に4日以上魚を食べていない人
記憶力を維持したい人
感情的になりやすくキレやすい人
鬱ぎみな人
コレステロール値、中性脂肪が気になる人
そもそもEPAとDHAとは?なんで健康にいいといわれてるの?
EPAやDHAは魚、特に青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸です。
魚より肉を食べることが習慣になっている人や、揚げ物が好きな人は積極的に取ることをオススメします。
植物油や肉などの油は飽和脂肪酸と呼ばれ、取りすぎると血管を収縮させ、血栓を作り高血圧や糖尿病、アルツハイマーなど様々な生活習慣病の原因になります。
この生活習慣病を防ぐのに効果的なのが、EPAやDHAです。
EPAとDHAは体内で作ることもできますが、その量はほんのわずかなので、日常的に魚を食べるまたは、サプリメントで補給することが推奨されています。
DHAの期待されている効果
高脂血症の改善の効果
ストレスによる攻撃的な行動を抑止する効果
抗アレルギー効果
老人性痴呆の改善効果
記憶力、学習能力の改善効果
DHAの科学的根拠
魚を食べると頭が良くなるということをよく耳にしますよね。
「さかなさかなさかな~♪」と大ヒットした歌の歌詞にもあり、イメージが定着したのだと思います。
ラットを用いた実験によると、DHAを含んだ餌を食べたラットの方が学習能力や記憶能力に優れていたという結果が出た実験もあります。
もちろん、人間がDHAを大量に摂取しだからといって急に頭がよくなるわけではありません。
しかしDHAを取るとこにより、脳の細胞膜が柔らかくなります。すると、脳内での情報伝達がスムーズになり、記憶力が改善したり、頭の回転が早くなったりする効果が期待できます。
そのため、受験生だけでなく、老人性痴呆症の方にも人気の成分です。
また、ストレスにより攻撃的になる…いわゆる「キレやすい」人にもオススメの成分です。
DHAには精神の安定、抗ストレス効果も期待できるので継続して摂取することをオススメします。
EPAの期待されている効果
血液を固まりにくくし、血栓をできにくくする効果
高脂血症の改善の効果
コレステロール値の低下効果
中性脂肪値の低下効果
動脈硬化の改善効果
憂鬱な気分を改善する効果
EPAの科学的根拠
EPA、DHA共に高脂血症の改善効果が期待できると書きましたが、これはEPA、DHAを含めたオメガ3の作用として検証された結果です。
臨床試験では、高脂血症の傾向がある被験者にEPA600mgとDHA260mgを12週間投与した結果中性脂肪値が下がったという報告があります。
また、糖尿病患者に1日1800mgのEPAを投与した結果、総頸動脈の肥厚が改善。
高血圧患者に1日2700mgのEPAを8週間投与した結果、収縮期血圧の低下を認めました。
この臨床試験により、高脂血症をはじめとする生活習慣病の改善効果が期待できます。
EPA、DHAにダイエット効果があるのか?
上記のEPAの効果で述べた通り、EPA、DHAを含めたオメガ3には中性脂肪値を下げる効果があります。
詳しく書くと、人間の体には、脂肪を溜める白色脂肪組織と脂肪を燃やし、エネルギーとして使う褐色脂肪組織があります。
脂肪を燃やす褐色脂肪組織は年齢を重ねるにつれ、減っていったり、働きが悪くなるなどして脂肪をエネルギーにすることができなくなっていきます。
つまり太りやすい体になってしまいます。
この脂肪を燃やす褐色脂肪組織を活発にしてくれるのがEPA、DHAです。
EPA、DHAを摂取することにより、脂肪が燃えにくい体から燃えやすい、痩せやすい体になるという効果が期待されているため、ダイエット効果があると言われています。
EPAやDHAは足りてる?
現在の我々の食生活ではほとんどの人が必要量の半分程度しか取れていないと推測されています。
サバやイワシ、サンマなどの青魚に多く含ませている成分ですが、調理も片付けも手間ですし、肉の方が好きだという人も多いと思います。
EPA、DHAは継続して摂取することに意味があるので、無理して魚を食べていても続きません。
そんな時は無理なくサプリメントで補うのも一つの選択だと思います。
タイプ別おすすめサプリメント
EPA、DHAのサプリメントはメーカーによって含有量が違ったり、他の成分がプラスされていたりとは数多く販売されています。
そのため自身の目的にあったサプリメントを選ぶといいですよ。
高齢期の冴えとひらめきをサポートするサプリメント【アルツブロック】
アルツブロックはDHA・EPAだけでなく、ホスファチジルセリン、フェルラ酸、イチョウ葉エキスなど脳の血管にいい成分が16種類も入ったサプリメントです。
いつまでもハッキリしていたいと思っているご高齢の方にはこちらがおすすめです。
アルツブロックに関してはこちらで詳しく説明しています。
受験を控えている、勉強に集中したい【Dr.Dekisugi】
【Dr.Dekisugi】は受験生や勉強を頑張る人のために作られたサプリメントです。
EPA、DHAが500mg、脳にいいと言われているホスファチジルセリンが200mg、ストレスを緩和させるGABAが30mg他にも勉強をサポートする成分がたっぷり入ったサプリメントです。
受験生や授業中集中力がないお子さんにはこちらがおすすめです。
中性脂肪を下げたい さかな暮らし
さかな暮らしはEPA600mg、DHA260mgとEPAが多く入ったサプリメントです。
これだけの量のEPAが入ったサプリメントはなかなか目にしません。
さかな暮らしは中性脂肪を下げる作用があると消費者庁に届け出を出している機能性表示食品です。
記憶力を維持したい、中性脂肪を下げたい方はさかな暮らしがおすすめです。
まとめ
魚に含まれているEPA、DHAにはダイエット効果だけでなく、脳にいい効果や生活習慣病の予防となる効果が期待されています。
日々を健康に過ごすために魚を積極的に食べたいところですが、足りない分はサプリメントで補いましょう。
EPA、DHAを継続して摂取し、健康な毎日を過ごしましょう!